ポーランド・日本外相会談
08.09.2023
ズビグニエフ・ラウ外相は2023年9月8日、ワルシャワで日本の林芳正外相と会談を行いました。
会談の中で両大臣は、2015年から続くポーランドと日本の戦略的パートナーシップの重要性と継続性を強調しました。高度な政治対話、多くのハイレベル会合、および経済、文化、科学協力の深化が、それを裏付けています。ラウ大臣は日本企業によるポーランドへ直接投資が増えていることを嬉しく思っていると述べました。また、日本へのポーランド製品輸出についても触れ、経済的にポーランドが特に必要とするのは、日本企業による投資をこれまで以上に誘致することと、日本市場でのポーランド製品拡大であると、ラウ大臣は説明しました。
ロシアによるウクライナ侵攻が続く中、ウクライナ支援のための多くの活動についてポーランド側から日本側へ説明がなされました。ラウ大臣は、キーウへの財政的、人道的支援を日本が大規模に行っていることへの感謝を述べました。また開発、人道的支援の提供、およびウクライナ再建のために今後どのような協力が出来るかについて話し合うことが出来ました。「私たちは、ウクライナのため、とりわけその再建のための協力計画実現に前向きでいます。」ラウ大臣はこう強調すると同時に、この分野で日本の組織がポーランドとの協力を具体的に検討するよう促しました。
林大臣はラウ大臣の招待のもとポーランドを訪れました。ラウ大臣は今年5月に日本を訪れています。