ポーランド共和国大統領夫人の訪日
23.10.2019
10月21日から23日にかけて、アガタ・コルンハウゼル-ドゥダ ポーランド共和国大統領夫人が来日し、ポーランドを代表して即位の礼 正殿の儀に参列しました。
10月21日、大統領夫人を迎え、駐日ポーランド共和国大使館において歓迎レセプションが催されました。レセプションでは、アンジェイ・ドゥダ ポーランド共和国大統領から授章されたポーランド共和国復興勲章の授与式が行われました。「ポーランドおよびポーランド文化の普及ならびに必要とされている方への支援活動における傑出した功績」を称え、ポーランド復興勲章コマンドルスキ星十字型章が ミエチスワフ・マリア-アントニ ミロフナ神父(追贈)に、ポーランド復興勲章カヴァレルスキ十字型章がヤン・ブーリ神父に贈られました。勲章はクシシトフ・シチェルスキ国務大臣・大統領室長から伝達されました。続いて、「ポーランド文化功労章グロリア・アルティス」の授与式が行われ、指揮者の及川光悦氏ならびにポーランド文学出版者である飯島徹氏が受章されました。功労章はパヴェウ・ミレフスキ駐日ポーランド共和国大使より伝達されました。
10月22日、アガタ・コルンハウゼル-ドゥダ ポーランド共和国大統領夫人は、ポーランドを代表して即位の礼 正殿の儀に参列しました。即位礼には約190カ国から代表者らが招かれ、国内外合わせて2000人が参列しました。天皇陛下は即位を内外に宣明され、憲法に則り、日本国及び日本国民統合の象徴としての務めを果たされることを誓われました。4月30日にご退位された上皇陛下に思いを馳せられ、「国民の叡智とたゆみない努力によって、我が国が一層の発展を遂げ、国際社会の友好と平和、人類の福祉と繁栄に寄与することを切に希望いたします」と続けられました。
夕刻からアガタ・コルンハウゼル-ドゥダ ポーランド共和国大統領夫人は「饗宴の儀」に出席しました。また大統領夫人は、1920年代にポーランド人シベリア流刑者の孤児たち数百人を保護した児童養護施設 福田会を訪問しました。